戸建てに住んでおよそ15年、家はどんな時も私たち家族を見守ってくれました。
おかげで子どもたちは無事社会人となり、生活も随分静かに。
家も気が緩んできたのでしょう、所々不具合が出てきています。(ただの経年劣化です)
引き戸も、そう。
動きが少しづつ重たくなり、ついに”襖か?”と思うほどの滑り具合・・・。
今回は、今まで家族を見守ってくれた「引き戸」を再生すべく、我が家がどうしたのかお話させてください。
ネタバレですが、戸車を交換しただけの話でございます。
我が家の引き戸再生計画
before
after
引き戸の状態を見る
引き戸の状態を見るために一度、外してみることにしました。
すると、戸車の軸にホコリなどがからまっていて…。
しかも戸車は割れていました。
これでは引き戸の動きが重たくなるハズ。
家族の喜怒哀楽を一手に引受けすぎたせいか、ついに戸車が力尽きたようです。
引き戸の戸車を交換してみた
①戸車が取付けている状態
②ビスを外すと取れます
③戸車が入っていない状態
④新しい戸車を取付けます
戸車を交換しようとネットで検索。
我が家の引き戸に取り付けてあったのは、EIDAI ( 永大産業 ) というメーカーの商品。
ですが、すでに廃番になっていました。
代替品が販売されていたので即購入。
戸車の交換はビスの締め付けだけで、超簡単です!
交換後、引き戸をもとに戻し、開閉確認。
あまりにもスムーズに開閉できたので驚きました。
正直、戸車の価格にしてはちょっと高いかな、と。
購入するのをためらいましたが、こんなに改善できたので買ってよかったです。
引き戸のすべりがよくない時に想定できる点は?
さてさて今回の事案、我が家の場合は戸車が原因でした。
そもそも、引き戸のすべりがよくない時とは?
想定できる点として、”戸車の故障”を含め、大きく3つ考えられます。
・戸車の故障
・レールの故障
・ドアのゆがみや傷
引き戸の故障が疑われる場合は、まず、戸車やレールに異常がないか確認が大事!
異常が見つかった場合は、修理または交換が必要です。
戸車の故障
戸車は、引き戸の動きに合わせて、戸をレール上を滑らせる役割をしています。
原因としては、以下のようなものが挙げられます。
・経年劣化による摩耗
・強い力で引き戸を引いたり押したりしたことによる破損
・戸車の設置位置がずれていることによる摩擦
レールの故障
レールは、戸車が滑る道筋となるもの。
原因としては、以下のようなものが挙げられます。
・経年劣化による摩耗
・戸車の摩擦による傷み
・レールの歪みや変形
・レールの取り付け位置がずれていることによる摩擦
ドアのゆがみや傷み
ドア自体にゆがみや傷みがあると、引き戸がスムーズに開閉できなくなります。
原因としては、以下のようなものが挙げられます
・地震などの災害による衝撃
・強い力で引き戸を引いたり押したりしたことによる衝撃
・ドアの重量による負荷
さいごに
ということで、”我が家の引き戸再生計画”はいかがでしたでしょうか?
引き戸1枚分の戸車を交換したあとから、ほかの引き戸の調子が悪くなっていき、結局すべての引き戸の戸車を交換してしまいました。
お陰さまで引き戸たちは、毎日スムーズに開閉しております。
ただ、勢いよく引き戸が滑るものですから、戸が強めに当って閉まる時がしばしば…。
これからも長い付き合いになりそうなので、大事に扱わないといけませんね。
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